正月は釣り
私の中で正月といえば海釣りである。
宮城県は唐桑半島にある小さな漁港。
ここ最近は毎年ここに訪れる。
アイナメ、カレイ、チカ、ソイ等が主な対象魚だ。
釣れてくるのはほとんどアイナメだ。
地元ではアイナメ(鮎並)はネウ(根魚)と呼び、海釣りといえばこの魚で
幼少の頃より親しんできた。
アイナメの住む穴を狙ってエサを送り込む。
魚がいればすぐにアタリがある。
グングングンと確かなアタリにあわせてリールを巻き上げれば
ブルブルと震えるような独特な引きが味わえる。
この日は小さな魚ばかりだったが、ときになかなかの大物に出会える。
今年もいい釣り始めとなった。
アイナメ。この時期は産卵のために浅場にやってくる。小物は唐揚げ。
型がよければ刺身に。見た目はなんだが味はいい。
日の入りに合わせて、半島の突端の港へ。ここではヤリイカを狙う。
寒風のなかキャストを繰り返すが反応はなし。
しかしこの場所で釣りが出来ただけで満足。来年を楽しみに。
表紙の写真
「三陸の海は私にとってはやはり一番好きな海。冬の青空がいい。この日は風があったが風がなければ波も穏やかでのんびりと釣りができる。」
カメラ RICOH GR DIGITAL