私たちの住む場所 月は地球のまわりを回転しながら遠ざかっているそうだ。 引力から解き放たれた時、ハンマー投げの玉のように宇宙のかなたに飛んでいってしまうのだとか。 月がなければ地球も存在しえないともあった。 しかし、それはずいぶんと先のことで、その前に太陽がなくなり、地球もすでに存在しないし、 人類ははるか以前にいなくなっているのだというから 月が飛んでいってしまう事を心配する必要はないのだという。 相変わらず語られるエコ云々。メディアで語られることがなくなれば 人々はそんな事に興味はなくなる。 エコ、エコ、エコ。その言葉は人間の欲望そのものである。 欲望は形を変えたところで変わることはない。 「地球のために何かしよう」 美しいスローガン。 真実を知ろうとせずに、メディアのうたう「エコなるもの」に心酔し消費を続ける。 私は欲望のかたまりである。そして自分勝手である。生活、仕事、趣味そのどれをとっても 地球環境に害をなしている。しかし、私は自分自身を否定はしない。なぜならそれは生きる真実である。 時に自分のおこないを悔いることもある。しかし、あさはかな人間の悔いなどは意味を持たない。 もはや絶望的なこの状況において、、、、。 などと考えた、次の瞬間、頭のなかはありとあらゆる欲望にとって変わられる。 月がなくなるのも、太陽がなくなるのも、地球がなくなるのも、私たちにはどうしようもない。 私たちがすべきことは、身近な環境を愛すること。 メディアでセンセーショナルに伝えられる真実ともわからない遠い国のロマンティックな環境問題的ことがらに 自らが主役だとおどりでようとするのは愚かである。現実は地味で平凡だ。つまらないだろう。 だが、自分という人間を作り上げてきた環境は、私たちが作りあげた環境である。 つまらなくするのも、美しくするのも私たち次第なのだ。 追記 環境問題についての情報は真実がどこにあるのかわからない。 真実を模索するなかで、ある本に出会った。 武田邦彦 著 「偽善エコロジー」 ~環境生活が地球を破壊する~ 幻冬社 かねてから疑問をもってきたエコロジー。 この本のなかではエコロジーの虚飾の実態が明らかにされている。 表紙の写真 「外に出るときれいな月があった。すぐにカメラを持ってきて数枚の写真を撮った。12月1日」
by ffreport
| 2009-12-02 14:57
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